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『日本再生策(現在) に向けたマスタープラン
−マスタービルダーからの提言 』
“1992〜95年とりまとめ、20年後の現在へ贈ることを目標。” (唐津 一 、鈴木 浩二)
Master Plan to Revitalize Japan−Proposal by Top Leaders in Japan
“Compiled from the discussions held from 1992 to 95 as a gift to people in 20 years later”
(by Hajime Karatsu, Koji Suzuki)
提言者 :
唐津 一、 |
内田 健三、 |
牧野 昇、 |
平岩 外四、 |
小長 啓一、 |
藤井 治芳、 |
吉川 淳、 |
飯田 経夫、 |
梶原 拓、 |
高丘 季昭、 |
久保園 晃、 |
勝部 領樹、 |
平松守彦、 |
他 |
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研究会ゲスト・協力者 :
石原信雄、 |
河合三良、 |
河合隼雄、 |
永野 健、 |
稲葉秀三、 |
村田光平、 |
下河辺淳、 |
中内 功、 |
椎名素夫、 |
桜井清彦、 |
溜水義久、 |
大角晴康、 |
成田 豊、 |
他 |
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幹事・事務局長 : 鈴木 浩二 (順不同・敬称略)
Proposers:
Hajime Karatsu, Kenzo Uchida, Noboru Makino, Gaishi Hiraiwa,
Keiichi Konaga, Haruho Fujii, Atsushi Yoshikawa, Tsuneo Iida,
Hiromu Kagiwara, Sueaki Takaoka, Akira Kubozono, Ryoju Katsube,
Morihiko Hiramatsu, and others
Guests and Collaborators:
Nobuo Ishihara, Saburo Kawai, Hayao Kawai, Takeshi Nagano,
Hidezo Inaba, Mitsuhei Murata, Atsushi Shimokobe, Isao Nakauchi,
Motoo Shiina, Kiyohiko Sakurai, Yoshihisa Tamarimizu,
Haruyasu Osumi,
Yutaka Narita, and others
Secretary General: Koji Suzuki
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私たちは、2008年より2012年現在に至るまでに、日本再生のために、「経済ハブ議員会合」と、東日本震災後における「超党派議員による復興会合」を行いました。
また、日本再生策として、海外との共同による、日本での国家プロジェクトづくりを進めております。
Since 2008, we have been holding meetings on “Economic Hub Development” with MPs in the Democratic Party, and on “Post-Great East Japan Earthquake Rehabilitation” with MPs of different parties. As a means to revitalize Japan, we are in the process of planning national projects in Japan to be jointly implemented with overseas partners.
これらは、「日本の成長戦略を基本法でつくること」、「内閣主導、強い政治力・プロデュース力による政策実施」と、「内閣総理大臣を本部長とする戦略本部の設置」――これらより、日本を開いていく中での具体的な国家プロジェクトづくりを目指しております。
The proposed national projects aim to open the doors of Japan to other countries. They will be put into practice through the enactment of the Japan’s growth strategy as a Basic Act, Cabinet-led policy implementation with strong political and producing power, and the establishment of the Strategy Headquarters headed by the Prime Minister.
これらの基礎となるのが、
“インターフューチャー(現在、2010年代)における日本の新しい国家計画(マスタープラン)の提案” として、私たちが平成4年から7年(1992〜1995年)にかけて議論、提言を行った、この 『日本再生策としてのマスタープラン提言』 です。
日本のマスタービルダーでもある委員各位によって、提言されました。
These procedures are supported by the proposal of the “Master Plan to Revitalize Japan.” This proposal was made based on our discussions we had from 1992 to 1995 to consider a New National Plan (Master Plan) of Japan in the Near Future. The proposal was advocated by our members who were top leaders in Japan.
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推進のかたち: 以下、平成6年/1994年に提言。 The Proposal in 1994 |
正式名称 : 『日本再生策としてのマスタープラン提言』
−社会資本整備 及び 公共投資のグランドデザイン研究−
協力省庁 : 建設省、運輸省、通商産業省、宇宙開発事業団、
(当時) 経済企画庁、国土庁、郵政省、自治省、大蔵省、総理府、他
日本再生策の獲得へのイメージワーズ :
『誰にとっても分かりやすく、
誰にとっても熱く胸を打つ目標と組み立てが欲しい。』
Title:
Proposal of the Master Plan to Revitalize Japan
- Study on the Grand Design of Social Capital Development and Public Investment
Cooperation: (as of 1994)
Ministry of Construction, Ministry of Transport,
Ministry of International Trade and Industry,
National Space Development Agency, Economic Planning Agency,
National Land Agency, Ministry of Posts and Telecommunications,
Ministry of Home Affairs, Ministry of Finance, Prime Minister’s Office,
and others
Image Words to realize the Revitalization of Japan :
“Goal and the frame of realizing the goal
which everyone understands easily and feels excited about”
委 員: (順不同・敬称略) 平成6年/1994年時点
唐津 一 |
東海大学 教授 |
牧野 昇 |
(株)三菱総合研究所 取締役相談役 |
飯田 経夫 |
国際日本文化研究センター 教授 |
梶原 拓 |
岐阜県知事 |
高丘 季昭 |
(株)西友 代表取締役会長 |
長谷川 逸子 |
建築家 |
協力委員:
藤井 治芳 |
建設省 技監 |
吉川 淳 |
経済企画庁 総合計画局長 |
小長 啓一 |
アラビア石油(株) 取締役社長 |
香田 忠維 |
通商産業省 工業技術院 総務部長 |
久保園 晃 |
有人宇宙システム梶@代表取締役社長 |
勝部 領樹 |
ジャーナリスト NHKエンタープライズ顧問 |
内田 健三 |
政治評論家 |
平岩 外四 |
経済団体連合会会長 |
事務局長:
(省庁、自治体、民間の各検討委員、オブザーバー、参画者は別途表記)
Members(1994):
Karatsu, Hajime |
Professor emeritus, Tokai University |
Makino, Noboru |
Chairman of Mitsubishi Research Institute Inc. |
Iida, Tsuneo |
Professor, International Research Center for Japanese Studies |
Kajiwara, Hiromu |
Governor, Gifu Prefecture |
Takaoka, Sueaki |
CEO, SEIYU /Saison Group |
Hasegawa, Itsuko |
Architect |
Collaborators:
Fujii, Haruho |
Administrative Vice-Minister for Ministry of Construction |
Yoshikawa, Atsushi |
Director of General Planning, Economic Planning Agency |
Konaga, Keiichi |
President, Arabian Oil Co., Ltd.
(former Administrative Vice-Minister for MITI ) |
Kubozono, Akira |
President, Japan Manned Space Systems Corporation
/ National Space Development Agency (NASDA) |
Koda, Tadao |
Director of General Affairs, Agency of Industrial Science and Technology, MITI |
Katsube, Ryoju |
Journalist, Advisor to NHK Enterprise |
Uchida, Kenzo |
Political Critic / Professor, Tokai Univ. and Hosei Univ. |
Hiraiwa, Gaishi |
Chairman, KEIDANREN |
Secretary General:
Suzuki, Koji |
Independent Producer |
Other members of Guest advisor, Working group and Observers :
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本研究作業のあり方 : Study Procedures:
当研究は、我が国におけるオピニオンリーダーとして、"拡い視点と深い経験を有する民間からの各委員"と、 同じく"高い意識と行動力を有する各省からの協力者"によって、 そしてまた、"生活者視点・地域視点としての主体者(国民)である意識ある自治体"の三者構成によって成り立っている。
The study group consisted of three parties: Opinion leaders in Japan from the private sector with broad perspectives and rich experience, collaborating officers with high consciousness and ability to take action in relevant government offices, and officers of local governments with strong awareness as main players of local life from the standpoints of people and local communities.
求められるべき社会資本は、これらメンバーからの具体的な積み上げによって進行されてきたものであるが、共通したコンセンサスは、「誰にとっても分かりやすく、熱く胸を打つ目標と組み立てが欲しい」であった。
The desirable Social Capital has been envisaged upon discussions among these members. The consensus was to set forth a “Goal and the frame for realizing the goal which everyone understands easily and feels excited about.”
"組み立て"とは、これまでのあらゆるものに対する見直しと、マネジメントカのある新しい構造をつくっていく研努作業の姿勢として、 "目標"とは、 「新しい豊かさ」にむけて 「主体者が夢をみることのできるインターフューチャーにおけるテ一マづくり」 であるとした。
故に、「新しい豊かさを求めて」をイメージ・テ一マとする本研究提案は、これからの新しい経済計画や国土計画をも含めた、「日本の新しいマスタープラン」として提案するに至った。
The “frame” meant to build a new frame with management capacity after reviewing all existing systems. The “goal” implied to put forward new themes for the 2010s with which people would have dreams to realize new kinds of richness.
Hence, the proposal from the Study Group under the image theme of “pursuing new kinds of richness” was presented as a “New Master Plan of Japan” including a new economic plan and a new national land plan.
併せて、本研究に尽力・ご指導下さった方々に、事務局として深く御礼申し上げます。
事務局長 鈴 木 浩 二
On behalf of the Secretariat, We express our deepest gratitude to all people who have extended their cooperation in this study.
Koji Suzuki, Secretary General / Organizer
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本提言の指針 :
―はじめに 新しい社会資本計画作成の視点 唐 津 一
―本研究会からの「提案骨子」
新しい豊かさを求めて、日本の新しいマスタープランを検討する
新しい社会資本の構築に向けてのアプローチ
本研究会から提案されるニュー・コンセプト
―提案骨子を支える考え方
―本研究会からの具体的提案
日本の新しいマスタープランとして
新しい豊かさ獲得のための構造試論
1 インターフューチャーからの社会資本計画
主体者(国民)が夢をみることのできる社会資本
2 主体者が何であるかを考える
何のための社会資本・公共投資か
3 構造試論
1) 主体者(国民)が夢をみることのできる構造が欲しい―組み立て方
2) 公共投資の配分ノウハウそのものの改革
インターフューチャーからの提案
4 新しい豊かさを獲得するための優先コンセプトとその実行
「ス一パー・マネジメント」による実行 |
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研究目的 : Purpose of Study:
現況、対策を迫られている景気対策としての短期対応を含めた、
社会資本整備及び公共投資の中長期ビジョンを検討提案する。
上記のテーマのもとに、地域・生活者視点を重視しながら、現況に、
そして中長期への対応を探るアイディア豊かな成果の獲得を目指す。
To study mid-term and long-term visions of Social Capital Development and Public Investment including urgently demanded short-term economic measures. Under this theme, the group aims to come up with resourceful ideas to solve immediate problems and to envisage mid-term and long-term measures while placing emphasis on the life of local community people.
研究項目: Points of Study:
1) 生活者利益へとダイレクトにつながる社会資本とは何か。
2) 地域にとって必要な社会資本とは何か。
3) 景気対策としての社会資本整備への具体的なあり方。
4) 社会資本整備及び公共投資における長期ビジョンとは何か。
1) Social Capital leading directly to the benefit of people
2) Social Capital required for local communities
3) Social Capital development as an economy-boosting measure
4) Long-term vision for Social Capital development and Public Investment
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マスタービルダーを含む各委員よりの提言ワーズ :
――インターフューチャー(現在2010年代)における日本再生策に向けて
「コンセプト・エンジニアリング」 (唐津)
「社会軸」「社会域」(藤井)
「プロジェクト・マネジメント」(藤井・久保園・事務局)
「新しい豊かさ」(飯田)
「元気の出る社会資本」(牧野)
「社会資本アセスメント」(唐津・事務局)
「アクティビティ・マップ」(藤井・事務局)
「資本及び制度の捉え直しからの社会資本・公共投資」(高丘)
「ものづくりコンセプトからの新「製造業」の提案」 (小長)
「資本の捉え直しからの社会資本」(吉川/経済企画庁)
「行動目標 内なる改革、外への貢献」(香田/工業技術院)
「人の生きていく場所を創り得る真のディベロップメント手法」(長谷川)
「国民が自律的に動けるようなマスタープラン」(平岩)
「実感のある国を創るために―積み残されたボトルネックの克服」(権太)
「地域の自律と社会域の関係開発」(宮田/長洲町長)
「国際連携・広域連携・新産学官運携の関係開発」(薄井/日本開発銀行)
「高度情報福祉社会」(杉森)
「均衡・分散の次に来るもの」(大石/国土庁)
「モビリティ」から「アクティビティ」へ (藤井、吉川、事務局)
「国土軸」から「社会軸」へ 〃
「地域」から「社会域」へ 〃
「社会資本アセスメント」の提案 〃 |
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提案骨子を支える考え方/社会資本グランドデザインについてのメモ :
H 6 / 2 / 1
1.全体の組み立てについて
・テーマが非常に広範囲であり、かつ、複雑であるため、すべてを尽くすのはいずれにしても不可能
・そのため、「提言」という形にして、骨太かつ簡潔に記述するのはどうか。
・各論は異論のあるところはあるところとして、参考として後ろにまとめで記述してはどうか。
・本研究会参画者の問題意識としての熱意、新しい組み立てへの熱意を、レポートの骨子そのものとして出していったらどうか。
2. 構成案
(1) 現状認識と提言の意味 ※アンダーラインはキャッチコピー
・時代背景
戦後型の成長指向の社会の行き詰まり
国際社会における日本の立場の変化
二極構造の崩壊 経済大国としての日本
国民の価値意識の変化
情報化社会への変化
高齢化社会の訪れ
狭い地球(有限な資源)と環境問題
・パラダイム変換の必要な時代
政治改革、経済改革、行政改革が叫ばれている
平岩委員会をはじめいろいろの機関で検討
・ここで、視点をかえて、大筋の方向性を示すのも意味あり
・ 「誰にとっても分かりやすく、
誰にとっても熱く胸をうつ目標と組み立てが欲しい」
(2) 「新しい豊かさを求めて」をキーワードに(基本的方向)
・物質主義、効率至上主義からの脱却
・環境にやさしい社会、省資源、省エネルギー社会の構築
・質の高い社会資本
・日本のアイデンティティ(歴史、文化)と社会資本 地域文化の見直しが始まっている。
・地域の特質を生かした社会資本整備(地方の時代への対応)
・新しい効率性の追求
投資配分の見直し 社会資本整備の連携、複合化、総合化
・国民意識の変化、ニーズの多様化に適合するためには目標と組み立ての変更が必要
・21Cへのグランドデザインへの絵がない。
・新しい豊かな国民生活とは何か。
(3)コンセプトの明確化・・・誰にとってもわかりやすい目標の提示
・目標の明確化の必要性
参加の時代、価値の多様化
目標の喪失の時代(欧米追随からの脱却)
国民的コンセンサスが従来にも増して重要
しかし、従来のようなトップダウン方式ではだめ
コンセンサス形成の新しい工夫が求められている
プレゼンテーションによる発信とコンセンサス
・コンセプト・エンジニアリングの導入
・「社会軸」を基軸とする日本の新しいマスタープラン
近未来の重ね合わせ、インターフューチャー
社会的コンセンサス、末来へのべクトル
たとえぱ社会軸の地球平面への投影像が国土軸かも
個別には、情報ハイウイェイ、リニア新幹線、高速道路
・「新しい社会資本整備」の推進を
1)技術革新に伴う新たな展開
情報ハイウェイ、リニアなど全く新しいもの
既存の社会資本の付加価値の増大
情報システムとの組み合わせ(路車間情報システムなど)
2)社会資本整備の複合化などによる新たな作り方
社会資本の連携、複合化、総合化
(4)新しい組み立て、リストラクチャリング
・ソフトが重要な時代
大プロジェクトから地方の小プロジェクトまで
効率的で、かつ質の高い洗練された整備が必要
社会資本(ハード)を生かすソフトが不可欠
・プロジェクト・マネジメントの重要性
日本全体の各プロジェクトの総合化から個別のプロジェクトの推進まで
人、体制、ノウハウ(技術) の集積が必要
1)プロジェクト・マネージングの導入
NASA の例など参考に
2)未来への夢を(元気のでる技術) ex.宇宙開発など
「技術の進歩は元気のもと」
技術革新を原動力に新しい豊かな社会を構築
3)新時代に応えられる人材の育成
人の能力、資質の可能性
4)ボーダーレス時代に対応した国際関係を視野に入れた社会資本整備
−ODAのあり方
5)「アクティビティ」への考え方の導入
6)「地域」から「社会域」への考え方の導入 |
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「新しい社会資本へのアプローチの仕方」 唐津 一
「コンセプトエンジニアリングとプロジェクト・マネジメント」 久保園 晃
「21世紀を視野に入れた社会資本整備」 香田 忠維
「21世紀型情報都市地域の整備」 梶原 拓
「地域の自立と社会域の関連について」 宮田 靖次
「今後の社会資本整備のあり方」 薄井 充裕
「社会資本整備に関する経済学的視点からの一考察」 花崎 正晴
「社会資本整備に関するメモ」 山根 一男
「実感のある豊かな国を創るために
積み残されたボトルネックの解消」 権太 恒正
「公共と福祉社会の建設をめざして」 杉森 廉ニ
「地域視点を鑑みた社会資本整備と社会域」 深野 弘行
「知的コンテントの高い国造りを目指した社会資本整備の必要牲」 根井 寿規
「農業振興の視点からの社会資本整備」 三宅 修
「コンセプト・エンジニアリング」への基本方向 伊藤 洋子
(以下、研究会討議の発言より編集)
「新しい豊かさを求めて 日本ウェイ・オブ・ライフの創造」 飯田 経夫
「元気の出る社会資本への提案」 牧野 昇
「個 と公共 の関係開発からなる新しい社会資本形成に向けて」 高丘 季昭
「人の生きていく場所を創り得る真のディベロップメントとは」 長谷川逸子
「アクティビティを捉えた特化する社会域づくりをめざして」 藤井治芳(未挿入)
「資本の捉え直しからの新たな社会資本整備」 吉川 淳
「日本の新たな発展を目指して」 事務局+杉森 康二
「社会資本整備及び公共投資のグランドデザイン」
インターフューチャーからの提案 鈴木 浩二 |
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(標語)
“誰にとっても分かりやすく、熱く胸を打つ目標と組み立てのために、
いかなるものにも臆することのない、主体者(国民)のための構造が欲しい。”
●インターフューチャーからの社会資本計画
主体者(国民)が夢を見ることのできる社会資本
“より活力があり、より創造的で、より知的な社会の創造”
●『国民が自律的に動けるようなマスタープランづくり』 平岩外四委員
1. 主体者(国民)が夢を見ることのできる構造が欲しい<組み立て方>
(1) 新しい効率性の追及
資本の見直しからなる「モビリティ指標からアクティビティ指標へ」
------資本の固定化とこれらの連結から成り立つ“連携”から、
資本の成長、投資の成長を促し得る「戦略のある連携へ」。
(2) 新しい制度への考え方
知的資本.制度資本への組み直しを求めたい。
一制度への組み立て方として導入
(3) 主体者間の成長を及ぼす基本的な構造が欲しい
―成長ができる構造
生き延び成長するための、国を超えた「地域間競争」と「共生」への
プログラムをつくる。
―アクティビティ理念からなる主体者連携をめざす。
(4) 新しい豊かさ獲得のための、“日本オリジナル”の国際的な経済特区の開発への組み立て方を
検討する。
アジアを含むインターフューチャーへの具体的なプログラムを考え、地域を特化させていく中に戦略を持たせる。
2 . 公共投資の配分ノウハウそのものの改革
-----インターフューチャーからの提案
(1) 「主体者の成長のために」が全て-----プロセス、計画のあり方
成長しようとする主体者と主体者間の構造の中で、しかもその成長の過程=“フェイズ”のなかで議論されるべきではないか。
(2) 分かりやすい配分ノウハウと構造が主体者の夢をつくる。
新しい豊かさを願う「私」(生活者・消費者)=主体者が持つ新しい生産テーマ・構造は、自治のあり方、国土計画のあり方と同じ手続きの構造によるのではないか。
(3) 日本のマスタープランづくりに向けて--------630兆円の構造化に向けて
3. 成長していくためのマネジメントのあり方として、
(1) 新しい構造を有する地域理念へ
(2) 新しい資本・制度資産からなる地域から社会域へ
(3) 社会域の連なりとしての社会軸へ
(4) 社会軸としての地域へ、国際へ
4. [社会・環境・経済特区]の開発
新しい豊かさを獲得するための「日本オリジナル」の
国際的な特区開発を日本のマスタープランとさせる。
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「競争」と「共生」のプログラムから成り立つ社会域開発
5. 生き延び、成長するために必要な、地域と国際との関係
開発を支援する社会資本整備一特化地域をめざして
イ 日本のなかの経済特区をめざして
主に経済的社会資本対策として、
税制、輸出入規制.規制緩和、分権.財源分担 等を盛り込んだ特別区の創設
※輸入促進地域(FAZ)から次ステップへ(1994年時点)
ロ 国際生活区をめざして
主に生活者に向けた社会資本対策として
6. 『新しい豊かさ迫及』からなる「新しい開発の世界」の提案
新しい豊かさを得るために、
「新しい組み立てと、コンセンサスのある夢」を介在させることにより、
生き延び、成長することのできる「競争と共生のプログラム(地域-国際)」
を有するマネジメント・プロジェクトとしたい。
7. ボトルネック抽出と新技術導入による、新しい効率性追及からなるプロジェクト提案
8. 新しい「知識・制度資本」への提案
9. 複合・統合化への検討項目
新しい効率にむけた都市基盤の高度化・複合化
地域ニーズに基づいた公益施設の統合・複合化
10. 国連常任理事国及びODAと主体者間を包む関係開発支援のための社会資本整備
11. NGOと主体者間を包む関係開発支援のための社会資本整備
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ライブラリー Library |
1. 表紙〜巻頭文
http://www.superstudio.jp/pdf/SS/01.pdf
2. はじめに
http://www.superstudio.jp/pdf/SS/02.pdf
3. 提言のための構造試論(事務局)
http://www.superstudio.jp/pdf/SS/03.pdf
4. 委員別・議事録
http://www.superstudio.jp/pdf/SS/04.pdf
5. 各委員よりの提言図書−1)
唐津、久保園、香田、梶原、宮田、各委員
http://www.superstudio.jp/pdf/SS/05.pdf
6. 各委員よりの提言図書−2)
薄井、花崎、山根、杉森、権太、各委員
http://www.superstudio.jp/pdf/SS/06.pdf
7. 各委員よりの提言図書−3)
飯田、牧野、高丘、長谷川、吉川、深野、根井、三宅、伊藤、
杉森+事務局 各委員
http://www.superstudio.jp/pdf/SS/07.pdf
8. インターフューチャーからの提案(事務局)
http://www.superstudio.jp/pdf/SS/08.pdf
9. 取りまとめの方向メモ(事務局)
http://www.superstudio.jp/pdf/SS/09.pdf
10. 情報通信分野への提言
http://www.superstudio.jp/pdf/SS/10.pdf
11. 情報通信関連資料
http://www.superstudio.jp/pdf/SS/11.pdf
12. 討議の概要(会合期日別の記録)及び 作製資料−1)
http://www.superstudio.jp/pdf/SS/12.pdf
13. 討議の概要(会合期日別の記録)及び 作製資料−2)
http://www.superstudio.jp/pdf/SS/13.pdf
14.委員及び自治体へのアンケート図書
http://www.superstudio.jp/pdf/SS/14.pdf |
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